糸を使ったイボの取り方とは?その方法と危険性、別の方法について

イボ取りの糸

イボが出来てしまった時に、自分で取る方法はないかと、考える人は多いと思います。

 

民間療法に、イボを糸や髪の毛で縛って取る。と言う取り方があります。糸を使ったイボの取り方や、糸で取っても大丈夫なのかについて、まとめました。

 

糸を使ったイボの取り方

まずは自分で、糸を使ったイボの取り方をご紹介します。

 

出来るだけ細い、木綿か絹の糸でイボの根元をきつく縛ります。糸で縛る事により、血液がイボに行かなくなり、数時間すると、イボがうっ血してきます。

 

そのままイボが壊死して、自然に取れるまで放置します。イボが壊死する過程で、イボが小さくなったり、固くなったり、黒っぽく変化したりします。

 

個人差がありますが、1〜10日程でイボが取れます。その後は化膿を予防するため、傷口の消毒を小まめに行います。

 

糸を使ったイボの取り方を試す前に、まずは皮膚科へ

病院へ行くのが嫌だから、自分でなんとかしようと思っているのに、と感じる人もいるかもしれません。

 

でも、1つだけ言わせてください。

 

あなたが糸で取ろうとしているイボは、本当に、老化が原因で出来たイボですか?

 

イボにはいくつか種類があります。

 

老人性イボと似ているものとして、色素性母斑(ホクロ)や老人性色素斑(シミ)、日光角化症、悪性黒色腫などがあります。

 

またウイルス性の尋常性疣贅というイボもあります。

 

老人性イボだと思い込み、盛り上がったシミやホクロを糸で縛っても、状態が悪化するだけですし、ウイルス性のイボは下手に触ると、周囲に広がってしまう危険があります。

 

何よりも1番怖いのは、悪性黒色腫を老人性イボと間違えてしまう事です。発生は稀ですが、悪性黒色腫は皮膚ガンの一種です。

 

皮膚ガンを糸で縛って取るだなんて、想像するだけで恐ろしいです。

 

老人性イボの場合は、人に感染する訳でも、命の危険がある訳でもありません。病院で診察してもらい「様子を見たいです」と、伝えれば、治療する必要はありません。

 

どうしても病院でイボを取るのが嫌な場合は、自分に出来たイボが、どんなイボなのか、診てもらうだけでも良いので、1度、病院へ行く事をお勧めします。

 

糸を使ったイボの取り方には、危険がいっぱい

老人性のイボの場合でも、糸を使ったイボの取り方を、お勧めする事は出来ません。その理由は、イボが今よりも悪化する危険があるからです。

 

糸を使ったイボの取り方を行うと、縛った部位が出血し、傷から雑菌が入り、化膿してしまう危険があります。糸でイボを縛る時に、イボではない皮膚を傷つけてしまう危険もあります。

 

イボがきれいに取れず、中途半端に残ってしまう事や、イボは取れても、傷跡が残り、以前より目立ってしまう危険もあります。また、イボが自然に取れるまで、糸で縛ったまま日常生活を送る必要があります。

 

イボが取れるまで、長い時は10日以上かかる場合もあり、見た目の問題もありますし、イボが安全に、きれいに取れるのか不安になり、精神的負担も大きいと思います。

 

それでも自分でイボを取りたい場合は、糸よりはハサミで

確実に老人性のイボと分かっている場合で、どうしても自分でイボを取りたいのなら、糸を使った取り方より、ハサミを使った取り方の方が、まだ危険は少ないです。

 

1、2ミリの小さなイボで、根元が細いものが1、2個なら、自分で切ってしまうのもありかもしれません。もちろんハサミを使った取り方も、化膿してしまう危険やイボが中途半端に残ってしまう危険はあります。また、ハサミでイボを切る時には、痛みもあります。

 

しかし、糸とは違い、ハサミの場合は、一瞬でイボを取る事が出来ます。ハサミを使った取り方は、方法も簡単でシンプルです。

 

イボと周辺の皮膚、ハサミをよく消毒し、イボを切ります。傷がきれいに治るまでは、化膿予防のため、毎日清潔に洗い、消毒もして下さい。

 

イボは病院で取るのが、一番安全で確実です。

 

自分でハサミを使った取り方を実行する場合は、その危険性を十分に理解した上で、自己責任でお願いします。