顔イボとニキビの違いとは?

顔イボとニキビ

イボニキビは違います。

 

今回は、イボとニキビのちがいと、に出来やすいイボやニキビの特徴をまとめました。

 

顔に出来るイボの特徴

一般的にイボは、皮膚に出来たデキモノの総称ですが、医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と言う種類のデキモノをイボと言います。

 

今回は、いくつか種類のある疣贅の中で、顔に出来やすい老人性疣贅の特徴について、説明します。

 

老人性疣贅は、老人性イボとも呼ばれていて、皮膚の老化により、角質が変化して出来ると考えられています。

 

基本的に痒みや痛みはなく、1度出来てしまったら、自然に消える事はほぼありません。

 

老人性イボは、手の平と足裏以外なら、どこにでも出来ますが、顔や頭皮、首、腕など、日光を浴びやすい場所に出来やすいため、紫外線も出来る原因の1つです。

 

また、1〜3ミリの薄い茶色のイボをアクロコルドン、数ミリから数センチの盛り上がりのある濃い茶色のイボを脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)とも呼びます。

 

老人性イボは、はじめは1、2ミリ程度なので、あまり目立ちませんが、年々大きくなり、数も増える傾向にあります。

 

老人性イボは、皮膚科で治療を受ける事が出来ます。
治療方法としては、健康保険適応(主に液体窒素)と自費(主に炭酸ガスレーザー)があります。

 

老人性イボの状態や範囲や部位、お医者様のアドバイスなどを参考にして、自分に適した方法を選択しましょう。

 

顔に出来るニキビの特徴

ニキビは、ちょっとした肌トラブルと考えがちですが、医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、皮膚の病気と考えられています。

 

ニキビは主に顔に出来ますが、皮脂が多い背中や胸などにも出来やすいです。

 

ニキビは皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴に溜まり、毛穴が詰まってしまう事から、はじまります。

 

皮脂などが詰まった毛穴は大きくなり、1、2ミリ程、白く膨らみます。
この状態を一般的に白ニキビ、医学的には「閉鎖面皰(へいさめんほう)」と言います。

 

毛穴の詰まりが解消され、そのまま治る場合もありますが、詰まった毛穴にアクネ菌などが繁殖し、炎症が起きてしまうとニキビは赤く腫れます。

 

炎症が周囲に広がり、化膿してしまうと、赤く腫れたニキビが黄色い膿を持つ場合もあり、痛みも伴います。

 

炎症を起こしたニキビを赤ニキビ、化膿して、膿を持ったニキビを黄ニキビ、医学的には「膿疱性ざ瘡(のうほうせいざそう)」と言います。

 

10代の時に、顔や背中にニキビが出来やすいのは、成長に伴うホルモンによって、皮膚の変化があるためです。

 

成人すると落ちつく人もいますが、成人後も、毛穴が詰まりやすく、ニキビに悩む人も増えています。

 

ニキビは皮膚科での治療が可能で、ほとんどの治療が健康保険の適応となります。

 

ニキビの種類と状態によって治療方法は変わり、白ニキビが多ければ、ディフリンゲルなど毛穴の詰まりを解消するような塗り薬が適しています。

 

化膿した赤いニキビが多ければ、ダラシンTやアクアチムなどの抗菌外用薬や、ミノマイシンなどの抗菌内服薬で炎症を抑える必要があります。

 

その他にも、皮脂分泌を抑えるビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、皮膚組織の回復を早め、肌の新陳代謝を高めるシナールや、ニキビに効果がある漢方薬もあります。

 

複数ある塗り薬や飲み薬の中から、お医者様のアドバイスなどを参考にして、自分に適した方法を選択しましょう。

 

顔に出来るイボとニキビの違いと共通点

簡単に説明すると、老人性イボは皮膚の老化や紫外線の影響で、皮膚の一部の角質が変化して出来るデキモノです。

 

ニキビは皮脂などが毛穴に詰まる事で、炎症や化膿が起きてしまい、皮膚が腫れている状態を言います。

 

また、イボとニキビの共通点は3つあります。

 

共通点の1つ目は、イボもニキビも顔以外にも出来ますが、最も出来やすいのは顔と言う点です。

 

共通点の2つ目は、治療方法は違いますが、イボもニキビも皮膚科で治療を受ける事が出来る点です。

 

共通点の3つ目は、イボもニキビも早期治療が望ましい点です。

 

イボは小さいうちに対処した方が、皮膚への負担がかかりませんし、大きくなったイボや、数が多いイボだと、治療に時間や回数がかかります。

 

ニキビも出来たり治ったりを繰り返しやすく、赤く化膿したニキビはニキビ跡にもなりやすいです。

 

白ニキビや数が少ないうちに対応した方が、治療期間が短くなり、跡も残りにくい傾向にあります。

 

顔に気になるイボやニキビがある場合は、早めに皮膚科に行く事をお勧めします。